18位奈良と17位テゲバの直接対決。6ポイントマッチで大事な大事な一戦。
9月22日午後2時付けJ3順位表
順位 | 勝ち点 | チーム名 |
15 | 31 | カマタマーレ讃岐 |
16 | 31 | AC長野バルセイロ |
17 | 28 | テゲバジャーロ宮崎 |
18 | 27 | 奈良クラブ |
19 | 27 | Y.S.C.C.横浜 |
20 | 17 | いわてグルージャ盛岡 |
ここまで4連勝と好調のテゲバ。前節の琉球戦の試合結果により19位から17位へ浮上。奈良は前節長野と引き分けで勝ち点1を得ますが、テゲバが勝ったため順位が入れ替わりました。とはいえ勝ち点差は1なので、今日の試合結果では入れ替わります。
テゲバと奈良は、4月に対戦しており2-1でテゲバが勝利しています。
降格枠に入らないよう両チームとも必死。お互い厳しいシーズンの中、ここから巻き返したい状況。
テゲバ攻撃陣は絶好調!4連勝4試合で9得点。前は誰でも決めれる状況!
最近4試合の得点
選手名 | 得点数 |
橋本選手 | 2 |
武選手 | 3 |
阿野選手 | 1 |
井上選手 | 2 |
田中誠志郎選手 | 1 |
攻撃陣では4試合全て先制点を挙げ、4試合で9得点と連携が取れてきました。
特に武選手の加入により連携が取れるようになりました。その前まではサイドからのクロス(センタリング)からの橋本選手のヘディングがパターン化され得点には繋がっていたもののマークも厳しくなっていました。
武選手の加入により、武選手の枠内を捉える精度の高いシュートや正確なパス、周りの選手の特徴を活かすような事が武選手のプレーで、そのことで、橋本選手に対し様々な角度からパスが通るようになりシュートまで持っていけていると思います。
また、両サイドの井上選手、阿野選手の攻撃パターンが増え、得点にも絡むようになり、テゲバ全体として攻撃のバリエーションが増えたと思います。
3連勝の中で前節琉球戦では井上選手と田中誠太郎選手が出れないという状況でした。井上選手の不在をカバーしたのが、左サイドバックの松本選手でした。いつもよりも積極的にドリブルで前進し、攻撃に繋いでました。サイドバックなので普段から攻撃には参加しますが、前節はよりそれが目立っていたのかなと。この積極性はこれからも続けくと、左サイドからの攻撃が今まで以上に強力になりますね。
守備は4連勝中3試合でクリーンシート(無失点)
テゲバの守備は7月まではかなり不安要素でした。特に6月7月は失点が多くミスもありました。印象的なのが、6月22日のカマタマーレ讃岐戦です。この日は風が強く雨も降っていました。前半は風も追い風でボールの動きが良く、2点を先制しました。ところが、後半になると風も状況も向かい風の2失点。その後アディショナルタイムに追加点を入れましたが、すぐにコーナーキックから失点。結局引き分けとなり、そこから悪夢の6連敗。今考えてもこの試合が一つポイントになってきたのかなと思います。
8月中断中での綾キャンプでのトレーニング、田中誠太郎選手の盛岡戦での得点からの守備の貢献などの要素もあるかと思います。
私的に良いなと思っているのが、全員で守っているところだと思います。攻撃と守備のトランジションを全員でやっていて、攻撃の時はみんなで攻撃する、守備の時はみんなで守る。このチーム作りになってきたんじゃないかなと思います。6連敗中はとにかく攻撃が橋本選手頼り、井上選手頼りで攻撃にかける人数が少なかったです。
特に6月の北九州戦や福島戦は攻撃としては厳しかったです。負けている状況でも攻撃に人をかけない状況で一人一人の選手も孤立しているような印象でした。また、グラウンダーのパスよりも浮いたボールのセカンドボールを取得する作戦が多かったですが、セカンドボールの取得ができなかった状況でした。そういう意味でも橋本選手頼りすぎたのかもしれません。
その時期から考えると攻撃も守備も全員でやっているような印象です。その分運動量が増えていると思います。特にサイドの選手、井上選手、阿野選手、江川選手、松本選手、田中選手を中心に。
だからこそ、新加入の永長選手や五月田選手の加入は大きく、おそらくどちらの選手もスタメンでもいけるし控えでも十分活躍できる選手。井上選手や阿野選手が精一杯走ったとしても、控えの選手もまた良い選手がいるので、層が厚くなったと思います。
橋本選手や武選手は90分戦うスタミナは十分ありますが、吉澤選手もしっかり準備ができています。
負けている場合でも、攻撃を再構築できるような状況でもあると思います。
目指せ5連勝!降格枠から一歩抜け出す!
今日の勝てばとても大きな勝ち点3となります。降格枠圏内から少しでも離れておきたいでしょうし、9月21日に長野が鳥取に負けているため、順位は長野と勝ち点同じの31となります。また、絶好調の讃岐の試合結果によっては讃岐とも勝ち点では並びますので、得失点によってはテゲバ16位で15位讃岐とは勝ち点が並ぶ順位になります。讃岐が勝つと状況は変わります。
ダゾーンでビール飲みながら?応援しましょう!
V・ファーレン長崎はトランスコスモススタジアムで最後の公式試合
新スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」完成に伴って、9月22日のV・ファーレン長崎vsザスパ群馬との試合がトランスコスモススタジアムで行われる長崎最後のホーム戦となります。
様々な想いが交錯する中の諫早市から25キロ離れた長崎市へのホームスタジアムの移動です。この状況はとても複雑に思われてる方も多いと思います。(ちなみに新富町から宮崎市までの距離も似たような距離です。)
諫早全体がV・ファーレン長崎を応援し諫早駅からスタジアムまでの「V・ファーレンロード」で地元の方が暖かく出迎えてくれたり、本当に地域根ざしJリーグで地域が盛り上がった代表的なところでもあります。そんな中公式戦の舞台が約25km離れた長崎市へ移動するのは、寂しい気持ちだけでなく様々な影響があるのかと想像します。
地域とJリーグをつなぎ地域活性化を成功させたV・ファーレン長崎が、今度は本拠地を地方から市街地へと移転させるというこの大きな動きは、今後のJリーグと地域のつながりをどう継続し発展させていくかかなり注目されるところだと思います。
長崎県と長崎市と諫早市とV・ファーレン長崎、スポンサー、サポーター・・・。スタジアム移転によってこの関係性がどう変化していくのか、見届けていきたいと思います。
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